ロイヤルヘディングセンサー、NMEAマルチプレクサ

前回の記事を書いた直後にある方からロイヤル用ヘディングセンサーのテストをしていただけるという連絡があり、係留してある港まで伺いました。

ロイヤルHG8420NFⅢです。

ヘディングセンサーをNMEA IN/OUTポートに接続すると魚探画面上にヘディングが表示されました！

しかしヘディングセンサーをNMEA/OUTに接続するとヘディングは表示されません。

NMEA IN/OUTポートはGPSに使われているので、ヘディングセンサーを使用するにはGPSを外さなければならないことになり、これは現実的ではありません。

GPS+ヘディングの信号をまとめてNMEA IN/OUTに入力できればロイヤルでもNMEA出力のヘディングセンサーを使用できるのではないかと考え、NMEAマルチプレクサの製作をはじめました。

↓マルチプレクサをブレッドボード上に組んでみます。

ヘディングセンサーとGPSレシーバからの信号をマルチプレクサに入力し、交互にNMEAセンテンスをUSB経由でパソコン上に表示できました。

$GPから始まる行がGPS、$HCから始まる行がヘディングセンサーからの信号になります。