お客様より情報をいただきました。
GPSアンテナ24xdは微風(時速1-3Km)で流されているときに自船位置が更新されず、ある程度移動すると位置がジャンプするとのこと。
いつもGPSをテストする近所の「光の丘第2公園」で確認してみます。
助手Aのヘルメットにアンテナを取り付けてゆっくり歩いてもらい、ユーブロックス社のGPS評価ソフトウェア「u-center」で位置を記録していきます。
↓ガーミン24xd 10Hz 緯度経度小数点第4位まで出力
↓GPSliteT1 5Hz 緯度経度小数点第5位まで出力
24xdのほうが更新速度が速いのですが、途中のデータが飛び飛びになっています。これはお客様からの情報と一致します。
GPSliteT1は更新速度5Hzですがデータが連続的です。
位置精度は24xdのほうが上だと思っていましたが、位置情報の出力の違いがあるようなので単純に比較できないと思いました。
タイムリーなポジショニングを重視している方にはGPSliteのほうが良い選択肢かもしれません。
GNSSレシーバー「GPSliteT1」
・4周波対応(GPS/QZSS、Glonas、Galileo、BeiDou)
・みちびきSLAS(サブメーター級補強サービス)対応
・送信サイクル5Hz、ボーレート38400bps
・ケーブル長4m
・出力センテンス 位置情報、移動方向・速度、精度情報、衛星情報
・サイズ(WXHXD) 52X18X65(mm)
・防水ケース