9軸ヘディングセンサー内蔵GNSSレシーバー「GPSliteT100S」を試作しました。
さらなる高精度を期待し、「GPSliteT100S」はドローンなどに使われる高ゲインのスパイラルアンテナを装備してします。また位置情報10Hz、船首方位10Hzのテストも兼ねてプログラムを大幅に改修しました。
結論からいうとスパイラルアンテナは必要ないと思いました。
建物などの遮蔽物がない状態ではGPSliteT55やT33が装備しているパッチアンテナと精度は大差ありませんでした。建物内だとスパイラルアンテナ装備のGPSliteT100Sのほうがやや精度がいいようです。
海上では上空が遮られることはないのでこのレシーバーの出番はなさそうです。
期待通りの結果ではありませんでしたがGPSliteTシリーズでも位置情報10Hz、船首方位10Hzの出力が可能なことがわかりました。
9軸ヘディングセンサー内蔵4周波SLAS対応GNSSレシーバー「GPSliteT100」
・ケーブル長 約4m
・出力センテンス 位置情報(10Hz)、移動方向・速度(10Hz)、船首方位(10Hz)、精度情報(5Hz)、衛星情報(5Hz)
・サイズ(WXHXD) 52X27X65mm
・防水ケース