ヘディングセンサー接続のトラブルシュートに役立つのがデジタルボルトメーターです。
ヘディングセンサーを製作し始めてから来年で10年になりますが、この「フルーク177」は20年以上使用しています。
電圧、電流、抵抗、キャパシタンス(静電容量)、周波数などを測定することができます。調べてみたらまだ売っているんですね。
今年に入って多いのがガーミンのパワーデータケーブルの接続不良です。断線だけでなくコネクタ内のブリッジ(ピン間が塩の堆積で接触してしまう)などもこのテスターで確認できました。このケーブルの異常はカヤックなど可搬型ボートでこの症状が多く発生しています。着脱を繰り返すことによりケーブルのどこかに負担がかかっているのだと想像できます。一度接触不良の症状が起きてしまったらケーブルを新品に交換することをお勧めします。